怖こわ いものなんてなかった 若わか さ 故ゆえ の 輝かがや きは
いつの 日ひ か 薄うす れてくの? 知し らず 知し らず 季節きせつ は 巡めぐ る
忙せわ しなく 過す ぎる 日々ひび に
これで 良い いのかなんてわからなかった
揺ゆ るがないもの 探さが して
気き が 付つ けば 大人おとな になってた
そんな 時とき は 一度いちど 立た ち 止ど まり
後うし ろ 振ふ り 返かえ ることがあっても 良い い
初はじ めて 見み たこれまでの 足跡あしあと は
確たし かにしっかり 残のこ っていたから
あの 頃ころ のちっぽけな 自分じぶん に 向む けて
贈おく る 言葉ことば があるとすれば
あなたがそう 選え らんで 決き めたことなら
間違まちが っちゃいない 大丈夫だいじょうぶ よ
石橋いしばし を 注意深ちゅういぶか く 何度なんど も 何度なんど も 叩たた いては
もう 少すこ し 様子見ようすみ ようと 渡わた らずにいることが 増ふ えた
人ひと の 目め や 意見いけん 気き にして
その 度たび に 気持きも ち 押お し 殺ころ して
弱よわ い 自分じぶん は 見み て 見み ぬ 振ふ り
こんなに 強つよ がりだったっけなあ
自分じぶん にとって 本当ほんとう に 大事だいじ なものって
意外いがい と 多おお くはないかも
抱かか えすぎたいくつもの 荷物にもつ は
思おも い 切き って 手放てばな してみればほらわかる
良い いことがないなとこぼすくらいなら
ないものねだりに 嘆なげ くくらいなら
もうすでにこの 手て の 手て の 中なか にある
幸しあわ せに 目め を 向む けてみれば 良い い
きっと 思おも うより 世界せかい は 広ひろ い
きっと 思おも うより 自由じゆう で 良い い
一度いちど きりの 旅たび を 始はじ めようか
新あたら しい 自分じぶん に 出会であ うため
今いま ここで 生い きてる 自分じぶん に 向む けて
贈おく る 言葉ことば があるとすれば
あなたがそう 選えら んで 決き めたことなら
間違まちが っちゃいない 大丈夫だいじょうぶ よ |
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